イラストレーターに興味を持っている方にとっては、やりがいがどのようなところにあるのかは気になる部分ですよね。
もしかすると、「イラストレーターになりたい!」という気持ちが強すぎて、自分がイラストレーターになればやりがいなんて気にしない!と思っている方もおられるかもしれません。
ですが、働く上ではいくら自分がやりたかったことであっても、やりがいを感じることができるかどうかは重要なポイントになります。
ここでは、イラストレーターのやりがいをはじめ、魅力や向いている人についてご紹介していきます。
イラストレーターの4つのやりがい
イラストレーターになると、どういったやりがいを感じることができるのでしょうか。
まずは、イラストレーターの4つのやりがいをご紹介します。
イラストレーターの4つのやりがい
1.自分のイラストが多くの人に知れ渡る
2.名前が売れれば後世まで残る
3.好きなことを仕事にできる
4.たくさんの人々と関わることができる
【1】自分のイラストが多くの人に知れ渡る
まず1つ目のやりがいは、自分は描いたイラストが、多くの人に知れ渡るという点です。
イラストレーターはクライアント(依頼主・依頼企業)の要望を受けて、その通りに絵を描く必要がありますので、自分が好きな絵だけを描いて仕事をしていくことはできません。
ですが、クライアントの要望に沿った絵を描き上げ、それが完成し、いざ掲載…!となった時、多くの方が自分が描いたイラストを見ることになります。
感動したり、驚いたり、和んだり、色々な感情をもってそのイラストを見て貰うことができるのです。
たくさんの人がそのイラストを見れば見るほど、大きな反響がありますよね!
その反響を耳にしたり、SNS等で目の当たりにした時、とてつもなく大きなやりがいを感じることができます。
【2】名前が売れれば後世まで残る
そして2つ目のやりがいとして、名前が売れれば後世まで残る、という点も挙げられます。
いくら優秀なイラストレーターであったとしても、人間ですので、病気もすれば死んでしまうこともありますよね。
そのような場合でも、ポスターや書籍、パッケージなどに自分が描いた作品が残っていきます。
有名になればなるほどたくさんの人の話題になり、亡くなった後でも名前や作品が残るというのは、イラストレーターとしてとても嬉しいことなのではないでしょうか。
センスや技術・知識・感性などたくさんのことが求められる仕事であるだけに、人に与える影響や印象は大きいのです。
【3】好きなことを仕事にできる
そして3つ目は、好きなことを仕事にできるという点です。
”好きなことを仕事にしたい”という気持ちは、誰もが持っているものだと思います。
「サッカーが好きだからサッカー選手になりたい」「おばあちゃんが好きだから介護士になりたい」というような純粋な気持ちと同じで、「絵を描くことが好き」というその気持ちを、そのまま仕事にすることができます。
ただ、いくら絵を描くことが好きだと言っても、お金を貰って絵を描くわけですから、当然大きな責任ものしかかります。
プレッシャーだって大きいです。
そのプレッシャーや責任の重さをはねのけて仕事をすることができるのは、絵が好きだという気持ちが根底にあるからです。
好きなことを仕事にするということは簡単ではありませんが、イラストレーターとして仕事ができるようになれば、一番大きなやりがいとなることでしょう。
【4】たくさんの人々と関わることができる
4つ目は、たくさんの人々と関わることができる、という点です。
「イラストレーターって孤独な仕事じゃないの?」「自宅でずーっと絵を描いているわけじゃないの?」と思った方もおられると思います。
実はイラストレーターは、たくさんの人と関わって、それぞれの要望を取り入れつつ絵を描いていく必要がある仕事なんです。
ゲームや書籍、広告に限らず、プロデューサー、ディレクター、デザイナー、編集者など、とてもたくさんの方々と一緒に仕事をすることになります。
イラストレーターは個人でできる仕事でもありますが、事前に打ち合わせがあったり、営業やスケジュールの調整、報酬の交渉などの場面でも様々な方とのかかわりがあるんですね。
一人で籠って仕事をするよりも、たくさんの人と関わりながら多方面から自分の絵を見たい、判断していきたい、というような向上心のある方にとって、これは大きなやりがいに繋がります。
イラストレーターの3つの魅力
イラストレーターは、自分の好きなことを仕事にできて、世の中の人々に影響を与えることができ、イラストを通して様々な方と関わることができるという点で、大きなやりがいがあるお仕事です。
その上で、イラストレーターという仕事の魅力を考えてみると、どういったものがあるのでしょうか。
イラストレーターとして働く方々が感じている魅力は、以下の3つのものがあります。
イラストレーターの3つの魅力
1.フリーランスとして働ける
2.イラストを気に入ってもらえれば指名される
3.人気が出れば高い収入が得られる
【魅力1】フリーランスとして働ける
フリーランスとして働けるという点は、イラストレーターの大きな魅力です。
フリーのイラストレーターとして働くことができれば、会社勤めとは違って時間の管理やスケジュール管理、仕事の量なども自分で決めることができます。
会社の決まりに縛られずに仕事ができますので、自由に働けるという点が魅力です。
自分を積極的に売り込む
会社勤めではない分、自分で全て行わなくてはならないため、積極的に営業をしたりSNSへの投稿で注目を集めたり、ポートフォリオを作成して自分のイラストを拡散したりする必要があります。
自分を売り込むということ自体、イラストレーターとして個人の力を発揮したい!という方からすれば大きな魅力になるかもしれません。
個性も求められる
また、フリーでイラストレーターとして活動していくとなれば、より個性が求められることになります。
フリーのイラストレーターさんはたくさんおられますので、その中から自分を選んでもらえるよう、他のイラストレーターとは異なる視点から絵が描けたり、独創的なコンセプトがあったりと”個性”が重要になってきます。
この競争に勝つことができれば、今後もリピーターがつく可能性がありますし、自分の仕事がどんどん増えるきっかけにもなります。
その個性を出すのが得意という方や、他のイラストレーターさんよりも輝いてみせる!という意欲のある方であれば、そういった点も大きな魅力に感じられるのではないでしょうか。
【魅力2】イラストを気に入ってもらえれば指名される
そして、自分のイラストを気に入ってくれるクライアントさんが居れば、指名してもらうことができます。
たくさんのイラストレーターさんの様々な絵の中から、自分の作品が選ばれ、「ぜひあなたに描いてほしいんです!」と依頼が来た日には、この仕事の魅力を最大限感じることができるのではないでしょうか。
そのためにも、ポートフォリオやSNS、イラストサイトなどに積極的に自分の作品をアップしていくことが大切です。
名指しで依頼されれば、報酬はいくらであっても案件を請けたくなってしまうほど喜びを感じることができるはずですよ!
フリーであっても会社勤めであっても、イラストを見た人が気に入ってくれて仕事をくれる…という流れは、自分の努力を認めて貰えた気がしますよね。
【魅力3】人気が出れば高い収入が得られる
イラストレーターとして修業を積み、人気が出てきたら、高い収入を得ることができるようになります。
会社勤めの場合にはある程度一定のお給料を毎月もらうことができますし、フリーの場合にはやればやっただけ報酬が得られます。
ひたすら絵を描き続ける必要もある
ただ、会社勤めであればお仕事と休みのバランスは取れていますが、フリーの場合には、初めの数年は休みなく働き、ひたすら絵を描き続けていくことが重要になります。
「大変だ…」と思うかもしれませんが、絵が本当に好きな方ならワクワクするかもしれませんね!
自分の努力と積極的に営業やイラストの露出を行っていくことで人気が出れば、その分収入もアップしますので、そういった意味でやりがい部分も含めて大きな魅力がある仕事です。
イラストレーターに向いている人はどんな人?
ここまで、やりがいや魅力についてご紹介してきましたが、具体的にイラストレーターに向いている人はどんな人なのでしょうか?
イラストレーターには、以下のような方が向いています。
イラストレーターに向いている人
- イラストを描くことが苦ではない
- 努力を惜しまない
- 要望通りにイラストを仕上げることができる
- オリジナリティがある
- 得意分野を持っている
- 忍耐力がある
- 積極的に自分を売り込める
- 締め切りよりも早く納品できる
イラストを描くことが苦ではないというのは当然必要な要素ですし、締め切りよりも早く納品できるかどうかという点も、クライアントとの良好な関係を築く上では必要な要素です。
その他、イラストレーターならではの要素について、ご紹介していきます。
要望通りにイラストを仕上げることができる
イラストを描くのが好きという気持ちはイラストレーターになりたい方であれば当然持ち合わせているものと思います。
ですが、イラストレーターの仕事は、SNSへのアップやイラストサイトへのアップとは異なり、クライアントの要望に沿ってイラストを完成させる必要があります。
自分が描きたいように描いていては、何度も何度もやり直し・修正になってしまい、クライアントから愛想をつかされてしまうことだって考えられます。
自分が描きたいように描くということは基本的にできない仕事だと認識しておいたほうがいいでしょう。
人に喜ばれる絵を描くというように考えられる人であれば、楽しくイラストレーターのお仕事ができますよ!
オリジナリティがある
たくさんのイラストレーターさんの中から自分一人を選んでもらうというのは、とても難しいことです。
他の人と似たような作風・画法のイラストでは、目に留まらないこともありますよね。
クライアントの目を惹きつけるためにはオリジナリティが重要になります。
他の人には描けないような独特のタッチであったり、作風であったり、自分にしかない世界観などを持っている方であれば、イラストレーターに向いていると言えます。
技術があるに越したことはないのですが、むしろ、技術云々よりもインパクトがあるイラストが描ける方を探しているクライアントも多いんです。
どのようなイラストレーターが仕事を貰いやすいのか、という点は、日々SNSやクラウドソージングなどをチェックしていれば、見えてくることもありますよ!
積極的に自分を売り込める
クライアントに対して、積極的に自分を売り込めるかどうかは、イラストレーターとしてとても大切です。
イラストレーターは会社勤めの方よりもフリーの方のほうが多いともいわれていますので、そのたくさんのフリーのイラストレーターさんの中から選んでもらう必要があります。
一番手軽に始められる売り込み方法としては、やはり最近ではSNSでしょうか。
ポートフォリオを作成してそこに次々にイラストをアップしていくというのもいいのですが、ポートフォリオを作るくらいならブログを作って作成過程などもアップしつつ自分を売り込むほうがいいかもしれません。
「自分の絵を売り込むなんて恥ずかしい…」「見てくれる人が見てくれればいいや」というような消極的な方の場合には、どうしても仕事に繋がりにくく、イラストレーターとして活躍していくことが難しいです。
積極的に自分を売り込んで、仕事を軌道に乗せることができる方が向いていると言えます。
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